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  • 柵の中に手を入れると危険なわけ

    「柵の中に手を入れるな」の真意

    最初に

    この記事はつくばわんわんランド内展示スペースで、柵の中に手を入れるとなぜ危険なのかについて解説しています。
    安全に柵の中に手を入れる事を目的としていませんので、誤解のないようお願いします。
    尚、柵の中に手を入れることによって生じたケガなどについては、現地看板に書いてある通り自己責任となります。

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    手を入れるとどうなるのか?

    噛まれる?

    看板には「噛まれるから」と書いてあります。
    確かに噛まれることはあるのですが、それは稀ですね。
    噛んでくるような犬は手を入れる前から威嚇してきますし、そんな所へわざわざ手を入れるのは最早「馬&鹿」としか言えないです。
    子どもが嫌いな犬もいますので、その場合も噛まれるかもしれないですねー

    注意書き

    私はわんわんランドでは噛まれるにしても甘噛み程度ですね。
    ちなみに余談ですが、愛知県のわんわん動物園で小型犬に本気で噛まれたことがあります(T T)

    甘噛みでも捌き方が下手だとケガをするのですが、今回とは別な話なのでまたの機会に。

    何か他に危険がある?

    他にあるからこの記事を書いていますw
    犬がする事に起因するのではなく、深く手を入れることにより必然的にそうなったと言った所でしょうか。

    犬と柵の間に手が挟まれる

    文章だけだと、犬が身体を柵に押しつけてくる時、その間に手を挟まれる様に思われますが、それだとあまり痛くもないし大ケガする可能性も低いですね。
    (犬が柵に寄りかかったりして押しつけてくるケースです。)
    そうではなく別な状況です。

    どのような状況か?

    犬が動くことによって、柵と犬の身体の間に手が挟まれて、手があらぬ方向に曲がってしまうケースです。(詰んだケース・詰みパターン)
    写真で説明します。

    【詰みパターン1】犬が立ち上がったとき

    犬がお座りや伏せポジションの時に、頭~首(うなじ)~背中~尻を触っている場合に発生します。
    犬が周囲の何かに反応して突然立ち上がったりした時に挟まれます。
    手が犬の身体と柵(赤く塗ったところ)の間に挟まれるのは分かりますよね?

    詰みパターン1(垂直方向)

    【詰みパターン2】犬が前進したとき

    犬が立ちポジションの時に、首や胸を触っているときに発生します。
    このケースは複数の犬がモミモミされる順番争いしている時によく発生します。
    もちろん詰みパターン1と同じく、犬が周囲の何かに反応したときにも起こります。
    詰みパターン1を水平方向にした状態ですね。

    詰みパターン2(水平方向)

    力任せで手を引き抜く事が難しい

    写真の例のようにセントバーナードみたいな超大型犬はもとより、普通の大型犬でも柵に挟まれてしまった場合は、大人の力でも引き抜くのは難しいですね。
    子どもなんかですと、相手が小型犬でも挟まれた場合引き抜く事は難しいと思います。

    挟まれないようにするために

    では詰みパターンに陥らないようにどうしましょうか・・・
    それは「手を入れなければ良い」ですね!
    そりゃあたり前ですが、ここでは手を入てしまったらどうなるかが前提なので(^^;
    とにかく直ぐに手を引き抜けるようにしておくことが大事です。

    よそ見をするな

    園長が近くで見ているからと言っても、犬の突発的な行動に対応するのは難しいですし、とにかくケガをしないように自分で気をつけるしかないです。
    何かあったら直ぐに反応できるように、触っている犬から目を離さず、動きには常に注意しましょう。

    奥まで入れるな

    何かあったら直ぐに手を引き抜けるように、あまり奥深くまで手を入れないようにしましょう。
    腕時計とかブレスレットなど余計な物を着けていると、手を抜く時柵に引っ掛かって直ぐに抜けない場合があるので注意。

    犬の側面を触れ

    下の写真の様に犬が身体を柵に押しつけてる場合は、手を入れる必要もないですけど、手を入れる場合も犬の側面を触っていれば詰みになりにくいです。
    柵に押しつけられるはあっても、挟まれるケースはほぼ無いと思います。
    ギリ注意されないかも。

    比較的安全

    自己責任とは言っても

    リスクに対する代償が大きい

    自己責任とは言っても、本当に手があらぬ方向に曲がって折れてしまった場合は、あまりにも代償が大きいですね・・・。
    それなりの覚悟がない限りは素直に注意に従っていた方が良いです。

    お子様対策

    子どもですと手が小さいので、奥まで手が入ってしまいますし、上記のような危険も分かっていないので、詰みパターンで手がボキッとかありそうですね。
    噛まれる危険もありますが、それ以上の危険があることも保護者は認識しておいて欲しいです。
    どうせ子どもには自己責任なんて認識無いでしょうし。

    そもそも噛むような犬は表に出さない

    結局

    挟まれる危険の説明が面倒なので、「噛まれる」ってことにしている様な気がしますね。
    そもそもですがわんわんランドでは、ちょっと触ろうとしただけで噛むような犬を、物理的に触れる所に出すようなことはしないです。

    「噛む」かもしれない? わっふ

    最後に

    柵の中に手を入れると危険な解説は以上になります。
    自己責任云々ではなく、何が危険なのか分からないのなら、素直に注意に従ってくださいね。
    つくばわんわんランドに限らず、他の施設でも同様です。
    まあ自分で痛い目にあって経験するか、誰かに教えてもらわないと何が危険が分からないですけどね。
    何が危険か説明するとまた「じゃあそうならないように注意してやるか」と解釈する馬&鹿が現れて・・・めんどくさ・・・ですね!


    以上