• カテゴリー別アーカイブ ノウハウ
  • ノウハウ

  • 【わんわんレンタル解説】リードは常に張っておけ

    リードは常に張っておけ

    おことわり

    これから書く内容(関連投稿含む)については、私の経験や知識に基づいて解説しています。
    一般的な見解や方法などと異なる場合もありますのでご承知おきください。
    何か不利益や被害を被っても責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。

    リードを張る

    ここでは犬の急な引っ張りに対応するため、リードは弛(たる)ませず張っていた方が良いよーという話をします。
    安心・安全の話になるかな。

    リードが張った状態とは?

    リードが張っていると言うことは、犬と自分で少しではありますが引っ張り合って力が入っている状態になります。
    下図のようにピンと張っていなくても大丈夫です。
    犬に少し引っ張られるくらいが良いです。

    少しでも手に力が入っていれば、急に引っ張られても、更にグッと力を入れればいいので、リードが弛んで握る手がリラックスしている状態よりは素早く力で抑え込むことが出来ます。

    なるべくリードの弛みや遊びを少なくする。

    犬に引っ張られない状態でも、なるべくリードの弛みは無い方が良いです。
    リードを短く持つなり、犬から離れるなどで弛みはなくしましょう。

    張るだけなら短いリードの方が良いけど・・・

    単純に静止状態でリードを常に張っておくだけなら、リードが短い方が都合が良いです。
    ですが、ここでは「リードの持ち方」や次回で説明する「重心は常に後ろ」を含めて総合的に見て長い方が良いと思っていますのであしからず。

    リードを常に張っておく理由

    なぜリードが張った状態が良いのか説明します。

    犬が勢いをつけることが出来ない

    例えて言いますと、泥や雪でスタックした車を牽引して救出する時と同じです。
    牽引する車と牽引される側の車をロープで繋げたら、勢い(助走)がつけられるよう、ロープを弛ませまた状態から牽引する側が発進しますよね?

    犬の散歩も同じ考えで、最初からリードが張っていれば、犬が急に走り出しても勢いがつけられないので、急に強く引っ張られてリードを放してしまうリスクが減ります。

    犬の行動範囲を把握できる

    前回で「犬の行動範囲を狭くする」で説明しましたが、リードが張った状態なら、それ以上犬の行動範囲が延びないのは分かりますよね?
    (実際は急に引っ張られると少しは前に動いてしまいます)
    常にリードが張っていれば、それ以上は犬は遠くへ行けない事が予測できますので、ある程度は安心です。
    逆にリードが弛んだ状態ですと、行動範囲がどこまでになるのか予測できません。

    自分と相手の犬の行動範囲を予測する時ですが、引っ張られて前進することも考慮して、最低でも行動範囲+1mくらいは見ておきたいですね。

    周りを安心させる

    リードが弛んでいると、犬を散歩させている本人もですが、周りの人も犬の行動範囲が予想できません。
    わんわんランド内で犬を散歩している時もですが、公道で車やバイク・自転車に乗っているとき、こんなリード弛ませた状態の犬が居たら近くなんか通りたくないですよね。
    なるべく大きく避けて通る事を考えますよね。
    周りの人を安心させるという意味でも、リードは張った状態にしておいた方が良いです。

    急に飛び出してきた犬猫避けようとして転倒とかよく聞く話です

    危険な状況にならないために

    急な引っ張りに対応する

    これまでは急な引っ張り対策(防止)でしたが、ここからは急に引っ張られてしまい、そこからどう対応するか状況別に考えてみます。

    犬の行動範囲を狭くする事を優先で

    急に引っ張るのであれば、急に走り出す事になると思います。
    何に向かって走り出したかにもよりますが、周りを危険にさせないため、とにかく犬の行動範囲を広げない事を優先しましょう。
    常に周りを気にしていれば良いのですが、何に反応して走り出したのか気が付かない場合が多々あります。
    散歩しているあなた自身と犬と周りの安全を確保するのはあなたの勤めですので、犬を抑える事に注力しましょう。

    リードが張った状態から引っ張られる

    リードが張った状態であれば勢いがつけられませんので、リードをしっかり握った状態であれば、犬を抑えるのにそれほど苦労しないと思います。

    犬に強く引っ張られる前(勢いが付く前)に、自分の方から思いっきり引っ張って犬を引き寄せてしまいましょう。
    犬に引っ張られて一歩でも前に踏み出してしまった場合、そのままズルズル引きずられリカバリが厳しくなるので、先に引っ張った方が勝ちです。

    引っ張ってリードを引き寄せた瞬間(たいてい犬の前脚が浮いた瞬間)、一瞬リードが弛むので、その時に自分の手に1周巻くか両手持ちにする等、より強固な持ち方に変えましょう。
    これは咄嗟に出来るようになるまで経験を積むしかないですね・・・
    「引き寄せては手に巻く」を繰り返せば、リードはどんどん短くなって犬は勢いを付けられなくなっていきます。片手が使えない時に使える技です。
    慣れればリード持っている手だけで犬を抑える事が出来ます。(少なくともわんわんレンタルの犬全部ね)

    リードを引き寄せたと同時に素早く出来るようになりましょう!

    リードが弛んだ状態から引っ張られる

    リードが緩んだ状態で犬が急に何かに向かって走り出した場合です。
    写真撮影しているとたまにあるんですよね・・・。そんな時はリードの持ち方も緩かったりします。(割と最悪なケース)

    撮影中はリードの扱いが雑になりがち・・・

    犬が走り始めてリードが張る前(伸びきる前)であれば、少しでも強固な持ち方や両手持ちに素早く変えましょう。
    出来れば先読みして走り始める前に持ち方変えておきたいです。
    そのためには犬の動きや様子を見て、行動を先読みできる能力が必要になります。
    これも経験積むしかないかな・・・

    持ち方を強固に出来なかった場合、リード(と自分の腕)が伸びきった後にくるのは強い衝撃です。(犬の体重+勢いついた分)
    覚悟して耐えるしかないです。強く握ったりベストを尽くしましょう。
    幸い他の犬や人に向かって走っているのではなく、犬の進行方向が安全なら、一緒に走り出して走りながら持ち方変えるとかですかね・・・。走り出せる態勢である事が前提になりますが。

    前述のように犬より先に引っ張ってしまって、自分に有利な状態を作るのも良いです。
    ただ勢いが付いているので、リードの持ち手に掛かる衝撃は大きくなります。
    もちろん犬の首にも衝撃がありますが仕方がないかな・・・

    リードを常に張っておけ 最後に

    安心・安全のために

    リードを常に張った状態でリードを短く持っていれば、急な引っ張りに対応しやすいです。
    自分や犬の安全はもちろん、周囲の人も犬の行動範囲が予測できれば安心できますので、リードを短く持って自分の側に犬を置いておくようにしましょう。
    狭い所で犬同士擦れ違う場合や、交通量の多い所では必須のテクニックです。
    (まあ、わんわんレンタルでは交通量は関係ないですけど)


    すみません、だいぶ長くなりましたね。
    次回は「重心を後ろ寄りに」になります。
    今回の補足みたいになるかも知れません。

    以上


  • 【わんわんレンタル解説】リードの持ち方

    最初に

    おことわり

    まだ「概要」を見ていない方は、以下より先に概要を見ておいてください。

    【わんわんレンタル解説】概要

    リードは絶対に放すな

    まずはリードを放してしまったらどうなるのか。

    リードを放してはいけない理由

    何となく理由は分かると思いますが、念の為書いておきますね。
    他にも理由はあると思いますが、とりあえず3つだけ。

    他の犬や人に危害を与える

    他の犬や人が気になって、そちらへ向かってすっ飛んで行くこともありますね。
    噛みついたり飛び付いたりと危ないですね。

    犬自身や散歩させている人が危険

    何かが気になって衝動的に走り出してしまうこともあります。
    例えば公道散歩中、車道挟んで反対側に他の犬が散歩していたのに反応して車道に飛び出したら…ですよね。
    犬を追いかけて散歩させている人も慌てて車道に飛び出して…です。
    実際このような話を聞いたことはありますし、そのため脚が一本無いわんこも見たことがあります。

    二度と戻ってこないかもしれない

    散歩中リードを放してしまい出奔したまま帰ってきませんでしたとか。
    呼べば戻ってくるように躾けていれば良いですけど、そうでなければ行方不明で永遠にさようなら…て事もありますね。


    長いリードの持ち方

    「概要」でもお伝えしたとおり、ここでは長いリードを使っていきます。
    持ち方の基本と思ってもらえればよろしいかと思います。

    長いリードを使う理由

    両手で持てるから

    片手で持つより当然両手で持った方が強固ですよね。
    後述しますが、両手で持つ場合、ある程度リードに長さがないと逆に持ちにくくなったりしてダメですね。

    持ち方のバリエーションが増える

    長ければ両手で持っても手に巻き付けたりすることで長さを調節できますし、持ち方のバリエーションも広がります。
    大は小を兼ねるですね。

    長いリードの持ち方

    持ち手は左?右?

    ではリードを放さないために、リードの持ち方について考えて行きましょう。
    犬を自分の左側に持ってくるのがセオリーなので持つ手は左手が良いですけど、とりあえず細かいことは置いといて、右手でも左手でもどちらでも良いです。
    ここでは犬を左側に持ってくるとして、左手で持つとして説明していきます。
    (人の左側歩くように躾けられているのなんて、フィンかどんべぇくらいですし…)

    これだけは止めよう

    最初に言っておきますけど下掲のような持ち方は、余程安全な環境・状況だと分かっている時以外はしないようにしてくださいね。
    急に引っ張られたら簡単にリード放します。
    (常に手と腕に気合い入れていたなら放さないかもしれないですけど…)

    流石にこの持ち方は危ないと思う

    持ち方1 片手で持つ 輪っかの部分に手を通す

    まずは基本、リード端の輪に手を通してからリードの紐部分を掴む。
    急に引っ張られた時でも、リード握った手が輪の部分に引っ掛かるので放しにくい。
    手首・手の甲もストッパーになる。
    最低でもこの持ち方をしておきたいです。

    輪に手を通す

    持ち方2 片手で持つ 持ち手に巻き付ける

    持ち方1の発展型。
    さらに強固にするために持ち手にリードを巻き付けます。
    リードが長いと思った時は巻き付けることにより長さの調整も出来ます。
    慣れれば片手で巻き付けたり解放したり出来るので、もう片方の手が空きます。
    💩片付けたりする時によくやります。

    1周巻き付ける
    複数回巻き付ける

    当然ですが、急に強く引っ張られた時は持ち手が締め付けられますので、油断しないでください。
    また後述の両手で持つ方法と比較して、巻き付け・解放(長さの調節)に時間が掛かるので、緊急の場合はやや厳しい。
    巻き付け・解放を少しでも早くしたい時は、腕全体に巻き付ける持ち方もしますね。

    腕全体を使って巻き付ける

    持ち方3 両手で持つ

    右手は輪に通して持ち、左手はリードの犬に近い部分を持ちます。
    力を入れるのは主に左手、右手は添えるだけのもしもの時用。
    右手の位置と左手のリードを握る位置で送り出したり引いたりして長さを調節する。
    左右の手の動きのコンビネーションで素早く長さを調節できる。
    右手と左手の間のリードも弛ませず、張っていると尚良いです。

    右手は輪に通して巻き付けで長さ調整

    持ち方4 両手で持つ その2

    更に強固にしたい場合は、下の写真のように左手に1周巻き付けてしまうと良いです。
    一時的に右手を完全にフリーにすることも出来ます。
    長さの調節が一時的に左手だけになるのと、急な引っ張りによる締め付けに注意。

    リードの途中部分で巻き付ける

    短いリード

    短いリードだとどうなる?

    では短いとどうなるのよさ?
    長いリードの長所と丸っと反対のことですね。

    両手で持ちにくい

    リードが短い場合、輪の部分を両手で持つなどすれば、不自然な体勢になり歩きにくいです。
    犬の体高が低い場合は、低いところにあるものを持つような感じで前屈み気味になる。

    (イメージ)短いと前屈み気味になる

    ↑イメージ的にこんな感じで。
    リードを持つ人の方が態勢を調節する事になります。
    また犬は自分の左側か右側に来るので、両手だと更に持ちにくい。

    長さの調節が難しい

    手に巻き付けて持つ場合は、短くなりすぎて、犬との距離が近くなり歩きにくくなると思います。
    また体高が低い犬ですと、長さを調節する余裕がなさすぎて、持ちにくいわ歩きにくいわになります。
    犬との距離が近すぎると、歩いているときに犬の足を踏んでしまう事もありますね。

    撮影がやりにくい

    散歩とちょっと話が逸れますが、撮影するときにリードが短いと犬との距離が近くなり、引いて撮れなくなります。
    全部広角になったり、またはアップの写真ばかりになってしまったりになります。

    短いと大型犬だと尚更撮影しにくい

    短いリードで貸し出す理由

    「なんで短いリードで貸し出すのよ?」ですね。
    なぜ短いリードを付けるのか、ランド側の想定を推測してみましょう。

    ※以下私の考えなのでご承知おきを

    持ち方を教えるのが難しい

    散歩させたことない人に「短めにしっかり持て」といちいち理論から説明しても、1回で理解するのも難しいですよね。
    リードの持ち方もよく分かりませんし、臨機応変に長さを調節することなど頭にないと思います。
    またクローズドな環境で危険も少ないし、短く持つことの意味も分かっていないと思います。
    そもそも路上などでリード2本付けて二人で持つなんてシーンは無いです。
    (だってそんなの散歩やりにくいし、むしろ危険かとw)

    犬の行動範囲を狭くする

    最大長にしていると犬の行動半径が広くなり、もし相性悪い犬が近づいてきた時は、襲いに行って届いてしまうことがあります。
    そのため予め行動範囲を狭くするため短いリードにしているのかもしれません。

    リードが長ければ、当然犬の行動範囲も広い。

    だったら最初から短いリード付けて貸せばよろしいかと

    最初から短ければ、リードが長いことによる注意が必要ないので、最低限の事を守ってくれれば問題も起きにくいのだろうと思っているのかもしれませんね。
    実際に貸し出された犬を見ていると、長かろうが短かろうがリードを最大長にしている人が多いです。
    犬同士近づいた場合でもリードを短く持たず、何もしない人が多いです。


    リードの持ち方 最後に

    長いリードを上手く使えれば、持ち方のバリエーションが増えます。
    常に引っ張る犬や、急な引っ張りにも対応でき、リードを放さないように出来ると思います。

    次は持ち方のバリエーションの延長になるかもしれないですけど

    【わんわんレンタル解説】リードは常に張っておけ

    になります。


    以上


  • 【わんわんレンタル解説】概要

    わんわんレンタル 散歩について

    最初に

    おことわり

    これから書く内容(関連投稿含む)については、私の経験や知識に基づいて解説しています。
    一般的な見解や方法などと異なる場合もありますのでご承知おきください。
    何か不利益や被害を被っても責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。

    何の話?

    つくばわんわんランドの人気コンテンツ、わんわんレンタルで安全に散歩する方法について考えます。
    もちろんわんわんレンタル以外、つくばわんわんランド以外でも使える方法になります。

    わんわんレンタルのシステム

    自サイトですが、以下ページに紹介がありますのでそちらを参照ください。
    わんわんノウハウ

    適当に散歩されては周りが困る

    ただリードを持って犬を歩かせれば良い…とはいきません。
    犬をコントロールできなければ周りに危険が及び、それで事故でも起こせば全て犬の責任となって、その犬は無期限で貸し出しされなくなるでしょう。
    あとは「大人2人以上で」とか到底問題解決するとは思えない貸し出し条件が付けられたり。量の問題ではなく質の問題だと思いますけど。
    本当は散歩させていた人が悪いのにねぇ…

    わんわんレンタル ボード

    犬との散歩の技術を身につける

    解説のポイント

    3つのポイント

    以下3点に注目し、理論や技術(テクニック)を解説していきます。
    (3回に分けて記事にします)

    1. リードの持ち方
    2. リードは常に張っておけ
    3. 重心は後ろ寄りに

    自己流・自論にはなりますが、犬の散歩について理解する手助けになればと思います。

    共通のテーマ 

    解説の3つのポイント共通テーマ

    それは「1人で犬の散歩(レンタル)をする」です。
    ですので解説としては1人で散歩させる時の事を想定していきます。

    なぜそのようなテーマなのか?

    なぜなら、私はいつも1人で犬を借りて散歩させるからw

    …と言うのは半分冗談ですが、「最初に」の項目の「適当に散歩されては周りが困る」で書いた、問題が発生した時、量ではなく質の問題というのを理解していただきたいです。
    具体的に言うと「2人以上じゃなくても1人でも十分散歩できる」ですね。
    私と同じような一人客を応援していきます!

    【もう一つ】長いリードを使いこなす

    3つのポイントでは長いリードの使用を想定しての解説になります。
    使いこなす知識や技術が無ければ長くて邪魔になったり危険なだけですが、使い方を知れば1人の時は長いリードの方がわんわんレンタルでは散歩を楽しめると思います。

    ここでのリードの長さの定義

    わんわんレンタルで使用するリードで、160cm前後のものを「長め」とします。
    また140cm以下のものを短めとします。
    市販品もおおむね140cmか160cmが主流になっています。

    言いたいこと…

    解説する目的

    誰も教えてくれない

    わんわんレンタルですけど、犬を扱ったことがない人が気軽に借りられるのは良いのですが、ではどのように犬を扱えば良いのかというのはスタッフからもロクな説明が無いんですよね。
    リードの持ち方とか説明受けたことあります?
    「短く持て」と指示されて、なぜ短く持つのか理由分かります?

    いろいろ持ち方はありますが…

    借りられない犬が増えていく

    扱い方が分からないので、トラブル起こしたり(起こすかもしれない)、犬がさっぱり歩いてくれないとなって、結局は「大人のグループ限定」とか「大人2人以上でレンタル可」になって、条件に合わない人は借りられなくなっていくんですよね。

    ~限定(緑で囲った所)
    大型犬のPDも2人限定に・・・

    一人客には厳しい

    私はいつも一人で行って一人で借りるので、「大人2人以上でレンタル可」の犬は借りられなくなってしまいました…。
    今まで普通に借りられていたのが、ある日突然借りられなくなるので困りますね。
    一応抗議はしてみたのですが、「大人2人以上でレンタル可」の対応がどのレベルの客に対しても公平という結論らしいです。
    私みたいな1人客からすれば有無を言わさず除外されたわけだし、とても公平な対応と思いませんけどね。
    2人以上と言いながら1人でリード持っているのをよく見掛けますし、意味無い制約ですね。
    (何かトラブルがあったら、もう一人がスタッフ呼びに行くと言う役目もありますが)

    以前は1人でも大丈夫だったのですが…

    全体的なレベルの底上げ

    犬の扱い方を知ることにより、レンタル客の質とレベルが全体的に上がれば「大人2人以上でレンタル可」なんてのも必要なくなるのではと思っているのですが…

    そもそも運営側が軽い気持ちでファッション感覚で散歩させるのを良しとしているので、レベルなんて上がらないんですよね。
    むしろ最近はレベルが下がっていく一方です。

    目指すところは

    各解説のポイントの内容を理解して実践できれば、わんわんレンタルで大型犬を借りた時や、将来犬を飼って安全に公道を散歩させるのに役に立つと思います。
    とは言え、わんわんランド側できちんと犬の扱い方教えてもらいたいですけどね…。

    概要 最後に

    経験を積め

    共通のテーマと3つのポイントを理解したら、あとはひたすらレンタルして技術を磨き経験を積みましょう。
    できればいつも同じ犬ではなく、いろんな犬をレンタルして、個々の犬の性格・行動・仕草を観察しましょう。
    犬が次にどんな行動をするのか先読みできるようになり、益々安全に散歩できるようになります。

    以前はハク(グレピレ♂)も借りられたのですが・・・

    次回は…

    では早速次回からは3つのポイントを順に解説していきます。
    まずは1つ目からどうぞ。

    【わんわんレンタル解説】リードの持ち方


    以上


  • 柵の中に手を入れると危険なわけ

    「柵の中に手を入れるな」の真意

    最初に

    この記事はつくばわんわんランド内展示スペースで、柵の中に手を入れるとなぜ危険なのかについて解説しています。
    安全に柵の中に手を入れる事を目的としていませんので、誤解のないようお願いします。
    尚、柵の中に手を入れることによって生じたケガなどについては、現地看板に書いてある通り自己責任となります。

    広告

    パソコンを箱に詰めて回収を依頼するだけでOK!
    パソコンと一緒なら小型家電も無料で回収してくれます。

    手を入れるとどうなるのか?

    噛まれる?

    看板には「噛まれるから」と書いてあります。
    確かに噛まれることはあるのですが、それは稀ですね。
    噛んでくるような犬は手を入れる前から威嚇してきますし、そんな所へわざわざ手を入れるのは最早「馬&鹿」としか言えないです。
    子どもが嫌いな犬もいますので、その場合も噛まれるかもしれないですねー

    注意書き

    私はわんわんランドでは噛まれるにしても甘噛み程度ですね。
    ちなみに余談ですが、愛知県のわんわん動物園で小型犬に本気で噛まれたことがあります(T T)

    甘噛みでも捌き方が下手だとケガをするのですが、今回とは別な話なのでまたの機会に。

    何か他に危険がある?

    他にあるからこの記事を書いていますw
    犬がする事に起因するのではなく、深く手を入れることにより必然的にそうなったと言った所でしょうか。

    犬と柵の間に手が挟まれる

    文章だけだと、犬が身体を柵に押しつけてくる時、その間に手を挟まれる様に思われますが、それだとあまり痛くもないし大ケガする可能性も低いですね。
    (犬が柵に寄りかかったりして押しつけてくるケースです。)
    そうではなく別な状況です。

    どのような状況か?

    犬が動くことによって、柵と犬の身体の間に手が挟まれて、手があらぬ方向に曲がってしまうケースです。(詰んだケース・詰みパターン)
    写真で説明します。

    【詰みパターン1】犬が立ち上がったとき

    犬がお座りや伏せポジションの時に、頭~首(うなじ)~背中~尻を触っている場合に発生します。
    犬が周囲の何かに反応して突然立ち上がったりした時に挟まれます。
    手が犬の身体と柵(赤く塗ったところ)の間に挟まれるのは分かりますよね?

    詰みパターン1(垂直方向)

    【詰みパターン2】犬が前進したとき

    犬が立ちポジションの時に、首や胸を触っているときに発生します。
    このケースは複数の犬がモミモミされる順番争いしている時によく発生します。
    もちろん詰みパターン1と同じく、犬が周囲の何かに反応したときにも起こります。
    詰みパターン1を水平方向にした状態ですね。

    詰みパターン2(水平方向)

    力任せで手を引き抜く事が難しい

    写真の例のようにセントバーナードみたいな超大型犬はもとより、普通の大型犬でも柵に挟まれてしまった場合は、大人の力でも引き抜くのは難しいですね。
    子どもなんかですと、相手が小型犬でも挟まれた場合引き抜く事は難しいと思います。

    挟まれないようにするために

    では詰みパターンに陥らないようにどうしましょうか・・・
    それは「手を入れなければ良い」ですね!
    そりゃあたり前ですが、ここでは手を入てしまったらどうなるかが前提なので(^^;
    とにかく直ぐに手を引き抜けるようにしておくことが大事です。

    よそ見をするな

    園長が近くで見ているからと言っても、犬の突発的な行動に対応するのは難しいですし、とにかくケガをしないように自分で気をつけるしかないです。
    何かあったら直ぐに反応できるように、触っている犬から目を離さず、動きには常に注意しましょう。

    奥まで入れるな

    何かあったら直ぐに手を引き抜けるように、あまり奥深くまで手を入れないようにしましょう。
    腕時計とかブレスレットなど余計な物を着けていると、手を抜く時柵に引っ掛かって直ぐに抜けない場合があるので注意。

    犬の側面を触れ

    下の写真の様に犬が身体を柵に押しつけてる場合は、手を入れる必要もないですけど、手を入れる場合も犬の側面を触っていれば詰みになりにくいです。
    柵に押しつけられるはあっても、挟まれるケースはほぼ無いと思います。
    ギリ注意されないかも。

    比較的安全

    自己責任とは言っても

    リスクに対する代償が大きい

    自己責任とは言っても、本当に手があらぬ方向に曲がって折れてしまった場合は、あまりにも代償が大きいですね・・・。
    それなりの覚悟がない限りは素直に注意に従っていた方が良いです。

    お子様対策

    子どもですと手が小さいので、奥まで手が入ってしまいますし、上記のような危険も分かっていないので、詰みパターンで手がボキッとかありそうですね。
    噛まれる危険もありますが、それ以上の危険があることも保護者は認識しておいて欲しいです。
    どうせ子どもには自己責任なんて認識無いでしょうし。

    そもそも噛むような犬は表に出さない

    結局

    挟まれる危険の説明が面倒なので、「噛まれる」ってことにしている様な気がしますね。
    そもそもですがわんわんランドでは、ちょっと触ろうとしただけで噛むような犬を、物理的に触れる所に出すようなことはしないです。

    「噛む」かもしれない? わっふ

    最後に

    柵の中に手を入れると危険な解説は以上になります。
    自己責任云々ではなく、何が危険なのか分からないのなら、素直に注意に従ってくださいね。
    つくばわんわんランドに限らず、他の施設でも同様です。
    まあ自分で痛い目にあって経験するか、誰かに教えてもらわないと何が危険が分からないですけどね。
    何が危険か説明するとまた「じゃあそうならないように注意してやるか」と解釈する馬&鹿が現れて・・・めんどくさ・・・ですね!


    以上