最初に
おことわり
これから書く内容(関連投稿含む)については、私の経験や知識に基づいて解説しています。
一般的な見解や方法などと異なる場合もありますのでご承知おきください。
何か不利益や被害を被っても責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。
まだ「概要」を見ていない方は、以下より先に概要を見ておいてください。
わんわんレンタル解説
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リードは絶対に放すな
まずはリードを放してしまったらどうなるのか。
リードを放してはいけない理由
何となく理由は分かると思いますが、念の為書いておきますね。
他にも理由はあると思いますが、とりあえず3つだけ。
他の犬や人に危害を与える
他の犬や人が気になって、そちらへ向かってすっ飛んで行くこともありますね。
噛みついたり飛び付いたりと危ないですね。
犬自身や散歩させている人が危険
何かが気になって衝動的に走り出してしまうこともあります。
例えば公道散歩中、車道挟んで反対側に他の犬が散歩していたのに反応して車道に飛び出したら…ですよね。
犬を追いかけて散歩させている人も慌てて車道に飛び出して…です。
実際このような話を聞いたことはありますし、そのため脚が一本無いわんこも見たことがあります。
二度と戻ってこないかもしれない
散歩中リードを放してしまい出奔したまま帰ってきませんでしたとか。
呼べば戻ってくるように躾けていれば良いですけど、そうでなければ行方不明で永遠にさようなら…て事もありますね。
長いリードの持ち方
「概要」でもお伝えしたとおり、ここでは長いリードを使っていきます。
持ち方の基本と思ってもらえればよろしいかと思います。
長いリードを使う理由
両手で持てるから
片手で持つより当然両手で持った方が強固ですよね。
後述しますが、両手で持つ場合、ある程度リードに長さがないと逆に持ちにくくなったりしてダメですね。
持ち方のバリエーションが増える
長ければ両手で持っても手に巻き付けたりすることで長さを調節できますし、持ち方のバリエーションも広がります。
大は小を兼ねるですね。
長いリードの持ち方
持ち手は左?右?
ではリードを放さないために、リードの持ち方について考えて行きましょう。
犬を自分の左側に持ってくるのがセオリーなので持つ手は左手が良いですけど、とりあえず細かいことは置いといて、右手でも左手でもどちらでも良いです。
ここでは犬を左側に持ってくるとして、左手で持つとして説明していきます。
(人の左側歩くように躾けられているのなんて、フィンかどんべぇくらいですし…)
これだけは止めよう
最初に言っておきますけど下掲のような持ち方は、余程安全な環境・状況だと分かっている時以外はしないようにしてくださいね。
急に引っ張られたら簡単にリード放します。
(常に手と腕に気合い入れていたなら放さないかもしれないですけど…)
持ち方1 片手で持つ 輪っかの部分に手を通す
まずは基本、リード端の輪に手を通してからリードの紐部分を掴む。
急に引っ張られた時でも、リード握った手が輪の部分に引っ掛かるので放しにくい。
手首・手の甲もストッパーになる。
最低でもこの持ち方をしておきたいです。
持ち方2 片手で持つ 持ち手に巻き付ける
持ち方1の発展型。
さらに強固にするために持ち手にリードを巻き付けます。
リードが長いと思った時は巻き付けることにより長さの調整も出来ます。
慣れれば片手で巻き付けたり解放したり出来るので、もう片方の手が空きます。
💩片付けたりする時によくやります。
当然ですが、急に強く引っ張られた時は持ち手が締め付けられますので、油断しないでください。
また後述の両手で持つ方法と比較して、巻き付け・解放(長さの調節)に時間が掛かるので、緊急の場合はやや厳しい。
巻き付け・解放を少しでも早くしたい時は、腕全体に巻き付ける持ち方もしますね。
持ち方3 両手で持つ
右手は輪に通して持ち、左手はリードの犬に近い部分を持ちます。
力を入れるのは主に左手、右手は添えるだけのもしもの時用。
右手の位置と左手のリードを握る位置で送り出したり引いたりして長さを調節する。
左右の手の動きのコンビネーションで素早く長さを調節できる。
右手と左手の間のリードも弛ませず、張っていると尚良いです。
持ち方4 両手で持つ その2
更に強固にしたい場合は、下の写真のように左手に1周巻き付けてしまうと良いです。
一時的に右手を完全にフリーにすることも出来ます。
長さの調節が一時的に左手だけになるのと、急な引っ張りによる締め付けに注意。
短いリード
短いリードだとどうなる?
では短いとどうなるのよさ?
長いリードの長所と丸っと反対のことですね。
両手で持ちにくい
リードが短い場合、輪の部分を両手で持つなどすれば、不自然な体勢になり歩きにくいです。
犬の体高が低い場合は、低いところにあるものを持つような感じで前屈み気味になる。
↑イメージ的にこんな感じで。
リードを持つ人の方が態勢を調節する事になります。
また犬は自分の左側か右側に来るので、両手だと更に持ちにくい。
長さの調節が難しい
手に巻き付けて持つ場合は、短くなりすぎて、犬との距離が近くなり歩きにくくなると思います。
また体高が低い犬ですと、長さを調節する余裕がなさすぎて、持ちにくいわ歩きにくいわになります。
犬との距離が近すぎると、歩いているときに犬の足を踏んでしまう事もありますね。
撮影がやりにくい
散歩とちょっと話が逸れますが、撮影するときにリードが短いと犬との距離が近くなり、引いて撮れなくなります。
全部広角になったり、またはアップの写真ばかりになってしまったりになります。
短いリードで貸し出す理由
「なんで短いリードで貸し出すのよ?」ですね。
なぜ短いリードを付けるのか、ランド側の想定を推測してみましょう。
※以下私の考えなのでご承知おきを
持ち方を教えるのが難しい
散歩させたことない人に「短めにしっかり持て」といちいち理論から説明しても、1回で理解するのも難しいですよね。
リードの持ち方もよく分かりませんし、臨機応変に長さを調節することなど頭にないと思います。
またクローズドな環境で危険も少ないし、短く持つことの意味も分かっていないと思います。
そもそも路上などでリード2本付けて二人で持つなんてシーンは無いです。
(だってそんなの散歩やりにくいし、むしろ危険かとw)
犬の行動範囲を狭くする
最大長にしていると犬の行動半径が広くなり、もし相性悪い犬が近づいてきた時は、襲いに行って届いてしまうことがあります。
そのため予め行動範囲を狭くするため短いリードにしているのかもしれません。
だったら最初から短いリード付けて貸せばよろしいかと
最初から短ければ、リードが長いことによる注意が必要ないので、最低限の事を守ってくれれば問題も起きにくいのだろうと思っているのかもしれませんね。
実際に貸し出された犬を見ていると、長かろうが短かろうがリードを最大長にしている人が多いです。
犬同士近づいた場合でもリードを短く持たず、何もしない人が多いです。
リードの持ち方 最後に
長いリードを上手く使えれば、持ち方のバリエーションが増えます。
常に引っ張る犬や、急な引っ張りにも対応でき、リードを放さないように出来ると思います。
次は持ち方のバリエーションの延長になるかもしれないですけど
になります。
以上